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高齢者「粗食」より「肉食」、たんぱく質の摂取がカギ…フレイル講座第1部<上>

2019.12.06(11:06) 1824

次のような記事がありました。

高齢者「粗食」より「肉食」、たんぱく質の摂取がカギ…フレイル講座第1部<上>
その他 2019年12月2日 (月)配信読売新聞

 年齢とともに食が細れば、筋力が低下し、やがては出かけるのも面倒になって、ひきこもりがちに――。早いうちにフレイルになってしまわないための予防策として、まずは「食」に注目する。栄養バランスに気をつけるのは当然として、特にたんぱく質を豊富に含む「肉」がカギを握っているようだ。

 11月上旬、シニアの食をテーマにした料理教室「健康寿命をのばす元気ごはん」が横浜市内で開かれた。メイン料理は「鶏むね肉のクリスピー焼き」。鶏むね肉は安価だが、肉の中でも良質なたんぱく質を多く含む。シニアに不足しがちなたんぱく質を補い、低栄養を防ぐ狙いがある。

 「鶏、豚、牛、なんでも食べるよう心がけている。なるべく長く元気でいたいから」。北川澄代さん(76)は、夫に先立たれ、2年ほど前から独り暮らし。6年前に心臓の手術をしてから、食事には人一倍気を付けている。魚や野菜とバランスを取りながら、肉も週に300グラムは食べるようにしている。

 主催する「ベターホーム協会」(東京)は全国で料理教室を展開し、シニア対象の教室も開いている。フレイル予防につながる肉料理も積極的に紹介していて、一食でたんぱく質を30グラム程度摂取しながら、塩分は3グラム以下に抑えるよう工夫している。

 教室を監修し、フレイル予防にも詳しい東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二・副所長はこうアドバイスする。「年をとったら粗食がいいと考えている高齢者は少なくない。でもそれは間違い。フレイルを防ぐには、肉も敬遠せずに食べることが大切だ」

フレイル予防、まずは知識から

 「皆さん、ちゃんと元気に食べてますか?」

 11月上旬、JR甲府駅前で、オレンジ色のTシャツを着た栄養士や看護師らが、高齢者に呼びかけた。近くの会場では、筋肉量や食べ物をのどの奥に送る力を示す舌圧の測定などが行われた。医療関係者がつくる一般社団法人「WAVES Japan」(東京)の取り組みだ。

 最近、やせてきて体力の低下を感じていた内藤和子さん(75)は、スタッフから「低栄養です。たんぱく質もしっかりとりましょう」と助言された。肉があまり好きではなく、たくさん食べられないのが悩みといい、「自分の力で生活していきたいが、体力が落ちてきて不安だった。現状をチェックしてもらい、改めて、お肉もあと2口多く食べようと思えた」と話す。

 同法人は2015年から、全国でこうしたイベントを計30回開催し、参加者は計1万5000人に上る。発起人の藤田医科大学(愛知)の東口高志教授は「高齢者は圧倒的にたんぱく質が足りない。栄養について知識を得てもらうことが、フレイル予防に大きな効果がある」と力を込める。

食べるためには、口や歯が大切

 「80歳になっても肉をしっかり食べて、健康寿命を延ばそう」。そんなスローガンを掲げるのは、千葉県歯科医師会。昨年、フレイル予防のための「8029(ハチマル肉)運動」をスタートさせた。

 11月に千葉市内で開かれたイベントに参加した本田セツさん(84)は、骨密度や口腔機能のチェックをした後、会場で振る舞われたローストポークをおいしそうにほおばった。3日に1度は、カレーや煮物など肉を取り入れた料理を食べるといい、「いつまでも、しっかりお肉を食べるためにも、口や歯の力が衰えないように気を付けないと」と笑顔を見せた。

 厚生労働省が今年示した食事摂取基準の改定案でも、高齢者について、肉や魚などのたんぱく質を多く摂取する重要性を強調。65歳以上の人は、毎日、体重1キロあたり1グラム以上のたんぱく質をとることが望ましいとされている。

 老化を防ぐ食事を研究している「全国食支援活動協力会」理事の熊谷修さんは、「魚にもたんぱく質は豊富だが、肉は油の一種である飽和脂肪酸が多く、少量でもエネルギーとたんぱく質の両方を効率よく摂取できる。肉を食べると、栄養状態の指標であるアルブミン(血中の主要たんぱく質)の数値も上昇する。高齢者はむしろ、積極的に肉や油を取り入れた方がいい」と指摘している。

たんぱく質、魚や大豆製品などからも

 ▽東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢教授

 フレイルは加齢に伴って心身が衰える状態です。栄養と運動、社会参加を意識し、予防や改善を進めてほしいと思います。

 退職したり、子供が独立したりすると、高齢者は社会とのつながりが薄れてきます。入院などで寝たきりのような生活をすると、普通ならば7年かけて落ちていく筋肉が、わずか2週間で失われます。

 筋肉の維持に、材料となるたんぱく質が大事であることは、多くの高齢者が知っていると思います。ただ、朝ご飯の献立を聞くと、白身魚を数口分と、みそ汁の豆腐だけという答えが多い。たんぱく質を取ってはいますが、量が足りていません。

 たんぱく質は1日に、体重1キロあたり1グラム以上とされていますが、実際は1・2~1・5グラム取ってほしい。60キロの人で70~90グラムです。ステーキ200グラムに35グラム程度含まれますが、1日に2枚食べるのは難しい。魚、大豆製品など多くの種類から取ってください。卵はお薦めです。

 メタボ健診(特定健診)が定着し、食事の量は控えめが望ましい、という意識が浸透しています。しかし高齢者の場合、やせている方が中肉中背より死亡の危険性が高い、というデータがあります。「やせなければ」と過度に思う必要はありません。

 運動はスクワットのほか、山登りや坂歩きのように、体がきついと感じる内容が、太ももを鍛えられて有効です。

 私たちの研究では、高齢者は運動だけをする人よりも、囲碁・将棋などの文化活動と、ボランティアなどの地域活動を両方している人の方が、フレイルになっている可能性が低いという結果が出ました。まずは好きな活動を続けることが大事です。

 食事は1人より友人と一緒の方が、多く食べられますよね。会話や雰囲気もおかずの一つと言えます。友人を積極的に作る努力をしましょう。行政には、住民が参加しやすい地域づくりが求められます。

 むせることが増える、かむ力が弱まる、といった口の働きの衰え(オーラルフレイル)も見逃せません。硬い肉を食べにくくなる、滑舌が悪化して交流を避けるようになる、といった悪影響が出ます。気付かない間に進んでいるので、歯科医に診てもらってください。

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75歳以上の窓口負担は2割に…社保検討会議案

2019.12.01(11:48) 1823

次のような記事がありました。

【独自】75歳以上の窓口負担は2割に…社保検討会議案
行政・政治 2019年11月29日 (金)配信読売新聞

 政府の全世代型社会保障検討会議(議長・安倍首相)が12月にまとめる中間報告の概要がわかった。医療制度では75歳以上の窓口負担割合を原則1割から2割に引き上げる方向性を示す。年金制度ではパートら短時間労働者への厚生年金の適用範囲を拡大する方針を明記する。実施時期など詳細は検討を続ける。

 75歳以上の後期高齢者の窓口負担割合を引き上げるのは、2022年から団塊の世代が75歳になり始め、医療費が増えるためだ。具体的には、22年度の時点で75歳以上の人は1割負担のままとし、新たに75歳になる人は70~74歳の2割負担が続く案が軸になる見込みだ。

 低所得者に配慮するため、患者負担額に上限を設ける案や、年収80万円以下の人は1割負担で据え置く案なども検討する。

 医療制度では、外来受診の窓口負担に一定額を上乗せする「受診時定額負担」の導入も論点となっている。ただ、与党や日本医師会には「受診抑制につながる」という反対論が強く、中間報告への明記は見送られる公算が大きい。

 短時間労働者への厚生年金の適用拡大は、勤め先の企業規模要件を緩和する見直しが念頭にある。厚生労働省は、従業員が「501人以上」という要件について、22年10月に「101人以上」、24年10月に「51人以上」へと段階的に引き下げる案を検討している。

 働いて一定の収入のある高齢者の年金を減らす「在職老齢年金制度」は、縮小に向けて継続的に見直す方針を明記する。月収(賃金と年金の合計)の減額基準額について、65歳以上は現行の47万円を維持し、60~64歳は現行の28万円を47万円に引き上げる方向だ。

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△ 木立皇帝ダリア交配種

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フレイル健診 早期把握で健康寿命延ばそう

2019.11.21(21:16) 1815

次のような記事がありました。

フレイル健診 早期把握で健康寿命延ばそう
その他 2019年11月19日 (火)配信読売新聞

 お年寄りの心身の衰えを早期に把握し、改善を図ることが大切だ。

 厚生労働省が来年度から、75歳以上の後期高齢者を対象にした「フレイル健診」を導入する。

 フレイルとは、筋力などの身体機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態を指す。介護が必要となる手前の段階だ。75歳以上で大きく増え、全国で350万人の高齢者があてはまると推計される。

 ただ、栄養摂取や運動をすることで、健康な状態を取り戻せる。健診を活用すれば、要介護になる人を減らすなど、介護予防の効果が期待できよう。

 健診では、「半年間で2~3キロ以上の体重減少があったか」「3食きちんと食べているか」「普段から家族や友人と付き合いがあるか」といった質問に答えてもらい、フレイルかどうか判断する。

 従来の介護予防は、主に運動機能の回復に重点を置いていた。これに対し、フレイル健診は、生活習慣や社会的な活動状況なども調べ、より多面的に、心身の衰えの原因を探るのが特徴と言える。

 重要なのは、健診結果を基に、適切な改善指導を行うことだ。

 保健師が、体力に応じたウォーキングや筋力トレーニングなどの運動を助言する。管理栄養士が、肉や魚などたんぱく質を摂取しやすい献立を提案する。個々のお年寄りの状況に合わせた、きめ細かなアドバイスが欠かせない。

 健診を実施する市区町村は、必要な医療専門職の人員確保に努めてもらいたい。

 フレイル状態の悪化を防ぎ、再び健康に導くには、社会参加を促すことも効果的である。

 全国の市区町村では、お年寄りが歩いて通える公民館などで体操や茶話会を実施する「通いの場」を設けている。大分県豊後高田市は、市内の商店街で、高齢者が子供たちと一緒に食事をする「ふれあい食堂」を定期的に開く。

 こうした場に参加して、適切な生活のリズムを身につけることができれば、健康寿命を延ばせるだろう。社会とのつながりが薄れがちな一人暮らしのお年寄りへの働きかけも忘れてはならない。

 フレイル健診の導入に合わせ、高齢者の健康データの扱いも変わる。現在は75歳を境に、データの所管は、市区町村から都道府県単位の広域連合に移るが、来年度以降は、75歳以上のデータも市区町村が一体的に利用できる。

 高齢者が健やかに暮らせる期間が少しでも長くなるように、データを有効活用してほしい。

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骨粗しょう症/下 治療薬副作用で顎骨壊死

2019.11.18(14:22) 1813

次のような記事がありました。 この記事は、是非お読みください。

その他 2019年11月13日 (水)配信毎日新聞社
女性のカラダノート:骨粗しょう症/下 治療薬副作用で顎骨壊死

 <くらしナビ 医療・健康>

 骨粗しょう症治療で広く使われているビスホスホネート系(BP)製剤だが、副作用としてあごの骨が死ぬ顎骨壊死(がっこつえし)という合併症のリスクがあることはあまり知られていない。骨粗しょう症編の最終回は、歯科治療にも影響する薬との付き合い方を紹介する。

 ●抜歯契機、感染多く

 BP製剤による顎骨壊死は2003年に米国で報告された病気だ。あごの骨が歯茎から露出したり、下唇がしびれたり、進行するとうみがたまって皮膚に穴があいたりする。骨粗しょう症のほか、がん患者でも生じ、治りにくい。

 日本口腔(こうくう)外科学会の全国調査では、国内の顎骨壊死数は06~08年の263例から、11~13年の4797例へと急増。海外ではBP製剤の内服薬による発生率は患者10万人当たり1~69人に対し、注射薬は0~90人と多い。

 BP製剤だけでなく、デノスマブという治療薬でも顎骨壊死が起きる。原因や発生のメカニズムは解明されていないが、抜歯をきっかけに感染して発症することが多い。骨粗しょう症の治療には必要な薬なので、服用中にどう副作用を抑えるかが重要だ。

 ポイントは感染予防。「骨粗しょう症の治療前に歯科で点検を受け、掃除や抜歯を済ませて口の中をきれいにすることが必須だ。持病がある人や高齢者には欠かせない」と、千葉大の丹沢秀樹教授(口腔科学)は語る。投与が決まったら、歯科で定期的に口腔ケアを受けて清潔を保つ。

 ●医師の説明が不足

 一方、どんな時に休薬すべきかは現在、専門家の間でも議論がまとまっていない。東京都板橋区の主婦、矢作滋子さん(69)は15年、整形外科でBP製剤の注射を開始。薬の説明は特になく、食事や運動の指導もなかった。しばらくして手のひら大の三つ折りのカードをもらった。歯科受診の際に提示するカードで、患者が服用するBP製剤の商品名を伝え、「顎骨壊死があらわれることがあるので、抜歯はできるかぎり避けてください」と依頼する文面だった。

 17年に物がかめなくなり、かかりつけ歯科医を受診。歯の根が割れて抜歯が必要だったが、「BP製剤の注射を2年間している」と伝えると、休薬が必要と言われ抜いてもらえなかった。その後、整形外科に休薬を申し出たが認めてもらえず、通院を停止。結局、抜歯したのは昨年4月、東京都立の病院で。歯が痛くて物がかみづらい状態が1年以上続き、5本抜いた。

 顎骨壊死こそ免れたが、矢作さんは「骨密度は正常より少し低い程度のため、BP製剤の注射までしなくてもよかったのでは。整形外科でBP製剤を出す時には『歯の治療ができない時がある』と説明すべきだ。高齢者の多くは知らないはず」と訴える。

 ●予防の休薬不要

 東京歯科大の柴原孝彦教授(口腔外科)によると現在、顎骨壊死の予防にBP製剤の休薬は意味がないという。「顎骨壊死は感染が引き金。BP製剤を服用しても、感染原因の虫歯や歯槽のうろう、歯周病の治療は必要だ。かかりつけ歯科医が抜歯をためらって大病院に患者が集中する悪循環が起きている」と話す。

 医学的根拠に基づく治療はまだないが、日本骨代謝学会などが16年、予防や対応策の統一的見解を出した。これによると、初期段階の治療は抗菌性の洗口剤を使ったり、歯周ポケットを洗浄したり、抗菌薬を塗ったりする。進行した場合、抗菌薬を投与したうえで死んだ骨を手術で完全に取り除くことが推奨されている。【中村美奈子】

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骨粗しょう症/中 脚の骨折防ぐ運動4選

2019.11.18(14:11) 1812

次のような記事がありました。

その他 2019年11月7日 (木)配信毎日新聞社
女性のカラダノート:骨粗しょう症/中 脚の骨折防ぐ運動4選

 <くらしナビ 医療・健康>

 食事と並んで、骨を強くするには運動が欠かせない。自覚症状がないまま進む骨粗しょう症で怖いのが、寝たきりにつながる脚の骨折だ。骨粗しょう症編の2回目は、骨折を防ぐため、高齢になっても家の中で無理なく続けられる運動を紹介する。

 「転倒を防ぎ、骨を強くするためにも運動が大事」。骨粗しょう症治療に長く携わってきた原宿リハビリテーション病院の林泰史名誉院長はこう話す。

 転倒を防ぐには足の指で地面をつかむ必要がある。そのため、足底の感覚や脚の筋肉を鍛える運動を組み合わせて行うことが重要だ。できる範囲で毎日続けたい。

 同病院リハビリテーション科の作業療法士の中江暁也課長に、転倒しない体づくりのための運動を教わった。

 ●踏み台昇降

 一つ目は段差昇降。いわゆる踏み台昇降だ。下肢の筋力増強になるが、ひざに痛みがある人や心臓に病がある人はやめておく。15~20センチの踏み台がいいが、なければ階段を使う。自分の心拍数に合わせて実践し、少し息が切れる程度までやる。1分間やって脈拍が倍になればやりすぎだ。リズミカルに上り下りし、3分間できればよい。

 ●タオルたぐり寄せ

 二つ目はタオルのたぐり寄せ。足底の筋肉を鍛え、安定して立つためで、誰がやってもよい。裸足で座り、床に広げた浴用タオルをかかとを動かさずに足の指で握ってパッと放す。この足の指による「グー」「パー」を繰り返してたぐり寄せていく。ふらついた時にふんばって体重を戻す力をつけ、重心移動をなめらかにするのが目的だ。軽い運動のわりに難しく、実演したリハビリテーション科の理学療法士、田村裕美副主任は「きついですね」と苦笑い。1日3~5回を目安にする。

 筆者がやってみると、タオルをたぐり寄せる最中に土踏まず周辺がつってしまった。ふだん動かしていないせいだ。つったらしばらく時間を空けて再度挑戦。中江さんは「タオル1本分できなくても、5センチでも10センチでもやってみることが大切です」と言う。

 足がつってしまう人は足の指を広げたり閉じたり、曲げたり伸ばしたりするだけでもいい。この時、「チョキ」を加えてほしい。足の親指だけ上げて他の指と足底は床につける形だが、筆者はできなかった。この展開で、足じゃんけんしてもよさそうだ。

 ●ハーフスクワット

 三つ目はハーフスクワット。太もも前面にある大腿(だいたい)四頭筋を強化するためで、膝が痛む人は避ける。膝を完全に折るのがスクワット、半分だけ曲げるのがハーフスクワットだ。手を胸の前で組み、正面を向き、顔と膝は一直線上になるように意識しながら、体を起こして膝を曲げ伸ばしする。ややきついと感じるまでやる。体が前に倒れ、下向きになると腰に負荷がかかるので要注意だ。

 ●爪先上げ

 四つ目は爪先上げ。椅子などに腰掛けながら、意識的に爪先を上げたり、下げたりする。脚前面のすねの筋肉が張るのが重要。1日30~50回が目安だ。爪先を上げる筋肉は体力が落ちるとすぐ弱る。転ぶ人は爪先が上がらず、カーペットやわずかな段差にひっかかる。この運動で爪先を意識的に上げるイメージをつけておく。運動不足なら30代でもやるとよい。

 立ってやる場合は、てすりや椅子の背、壁などにつかまり、爪先を1秒くらい上げて下ろすと効果的だ。

 高齢者は左右の爪先を交互に上げ下げするアレンジを加える。右と左で違う運動をするため頭を使い、脳の刺激になる。【中村美奈子

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骨粗しょう症/上 カルシウム多め、もう一品

2019.11.18(14:06) 1811

次のような記事がありました。

その他 2019年11月6日 (水)配信毎日新聞社
女性のカラダノート:骨粗しょう症/上 カルシウム多め、もう一品

 <くらしナビ 医療・健康>

 骨がスカスカになり、折れやすくなる骨粗しょう症は中高年の女性に多い病気だ。国内の患者数は約1300万人とみられるが、気づかないうちに病状が進行していることも。シリーズ「女性のカラダノート」では、骨折によって寝たきりになることも少なくない骨粗しょう症の予防と治療の注意点を3回にわたってまとめる。

 ●閉経後に骨密度減

 女性は50歳前後に訪れる閉経からの数年間で、急速に骨の密度が減る。骨がつぶれて背中が曲がったり、身長が縮んだりして骨粗しょう症に気づくことが多い。骨量は男女とも20歳ごろにピークを迎えるが、なるべく減らさず維持するよう努めたい。

 長年骨粗しょう症の治療に携わってきた原宿リハビリテーション病院(東京都渋谷区)の林泰史(やすふみ)名誉院長は「骨粗しょう症の予防策は食事、日光浴、運動に尽きる」と話す。

 骨を強くするための栄養素として、林名誉院長は、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを挙げる。カルシウムは骨の材料で、ビタミンDは腸内でカルシウムの吸収を促し、ビタミンKはカルシウムが骨にたまるのを助ける。

 同病院によると、この3栄養素のうち、最も不足しがちなのはカルシウムだ。摂取の目安は1日700~800ミリグラム。乳製品や油揚げなどの大豆食品、小魚、海藻、緑色野菜に多い。同病院の管理栄養士、土屋瑛子さんは「病院の食事でも十分取るのは難しく、通常の食生活だとまず足りない。意識して取る必要がある」と語る。継続を主眼に置き、まめに取るように心がけたい。

 例えば、朝食に食パンとコーヒー、オレンジ、リンゴだと、カルシウム摂取量は32ミリグラムしかない。昼食にきつねうどんで124ミリグラム。夕食に米飯、豚バラ肉と赤ピーマン、キャベツ、タマネギのソテー、チンゲンサイのスープでも52ミリグラムだ。林名誉院長は「いつもの食事にカルシウムの多い食品を付け加える」ことを勧める。簡単でないと続かないため、ライフスタイルに合わせて選ぶのがコツだ。

 先ほど挙げた朝食メニューにプロセスチーズを20グラム加えれば、カルシウムは158ミリグラムになる。おやつをミルクココアやヨーグルト、カルシウム強化の煎餅にしてもいい。昼食のきつねうどんに素干しのサクラエビを小皿1杯程度(5グラム)入れれば224ミリグラム。夕食に小松菜とサクラエビの煮浸しを作れば236ミリグラムだ。お酒を飲む人は、酒のさかなをシシャモに。総菜ならひじきの煮物を選ぼう。

 ●日光浴に努めて

 ビタミンDとビタミンKは比較的取りやすい。同病院によると、1日の摂取量の目安は、ビタミンDが15~20マイクログラム。サケやカレイの1切れで取れる。ビタミンKは1日に250~300マイクログラム取ればよく、納豆1パックで十分。だが、心筋梗塞(こうそく)の治療などで抗凝固薬のワーファリンを飲んでいる人は、納豆を食べられない。小松菜はビタミンKもカルシウムも豊富に含まれている。

 骨を強くする対策の二つ目は日光浴だ。太陽の光を浴びるとビタミンDが皮膚で作られる。食事に加えて日光浴をするよう努めよう。ただ、ことさらに皮膚を出す必要はなく、林名誉院長は「冬場でも服を着て耳や顔、手に日光を当てるだけで十分」と指摘する。日光浴の時間は夏は10分、冬は30分必要だ。【中村美奈子】

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女性のカラダノート:膝の病気/下 女性ホルモン減少も原因に

2019.10.19(15:13) 1794

次のような記事がありました。

女性のカラダノート:膝の病気/下 女性ホルモン減少も原因に

 <くらしナビ 医療・健康>

 膝の病気で最も多いのが、関節内の骨が変形して痛みなどが生じる変形性膝関節症だ。40歳以上の女性の約3人に2人が患者との推計もある。「膝の病気」編の後半は、変形性膝関節症の原因と治療法に迫る。

 ●関節内の骨が変形

 変形性膝関節症には、加齢や肥満、運動不足で引き起こされる「一次性」と、過去にスポーツなどで関節内の靱帯(じんたい)や半月板を損傷したことによる「二次性」がある。患者の大半が一次性で、女性は加齢に伴う女性ホルモンの減少で軟骨が再生されにくくなり、関節を支える筋力も弱いため発症しやすい。

 進行度は、関節を構成する大腿(だいたい)骨と脛骨(けいこつ)の間の隙間(すきま)の狭さや骨の変形の程度によって0~4の5段階で診断される。治療は主に、薬や装具で痛みを緩和する保存療法、患者の血液から抽出した成分を注射し炎症を抑える再生医療、人工膝関節置換術などの手術療法がある。整形外科医の丸山公(こう)・関町病院(東京都練馬区)院長は「変形は40代から始まる。早く対処すれば手術せず簡単な治療で済む」と注意を促す。

 ●音で分かる進行

 早期発見の目安は、椅子に腰掛けて膝に手を当てながら屈伸した時に感じる膝の音。大腿骨などを覆う軟骨は加齢と共に硬くなり、亀裂が生じる。すり減った軟骨のかすで炎症が起こり、関節液が大量に分泌されて「水がたまる」状態になる。進行すると骨の接合面が肥大してとげのようにとがったり硬くなったりする。「ポキポキ、ギシギシという音から始まり、水がたまると音がなくなる。進行するとごりごり、ざらざらした感覚に変わる」のだという。

 米国の医療機関が昨年発表した調査では、51~70歳の男女約3500人のうち、「膝を動かした時に音やきしみを感じたことがあるか」という質問に「いつもある」と答えた人は、「ない」人に比べて3年後の発症数が約3倍だった。保存療法が効かないほど重症化した場合に手術が検討されるが、丸山院長は「感染症や血栓が肺や心臓へ流れる合併症のおそれもあり、慎重な判断が必要」と話す。

 ●重症化する前に

 一方、年300件以上の人工膝関節置換術を実施する埼玉協同病院関節治療センター(埼玉県川口市)の桑沢綾乃医師は「高齢だと諦め、歩けなくなるほど重症化してから来院するケースが多い。人工関節を動かすにはある程度の筋力が必要なので、早い段階の手術が望ましい」と話す。

 人工膝関節置換術には関節全体を置き換える全置換術と、機能している靱帯を残し関節の傷んだ部分のみ切除する部分置換術がある。部分置換術は自然な動きが再現され回復も早いが、精度の高い技術が必要なため実施件数は全置換術の1割強にとどまる。

 約3年前に右膝の全置換術を受けた埼玉県の主婦、山田美保子さん(78)は「手術後に足が突っ張ったりした友人がいて不安があった」が、就寝時にも痛むようになり決断。約3時間の手術を受け、2週間ほどで退院した。術後2カ月続いた強い痛みは、3カ月を過ぎると消えた。人工膝関節では正座や激しい運動が制限されるが、術前からやっていた太極拳や術後に始めた筋力トレーニングで、自転車にも乗れるようになった。

 桑沢医師は「人工膝関節の寿命は15年程度とされてきたが、摩耗や腐食がしにくい新素材の開発とロボット導入などによる手術技術の向上で、より長持ちする可能性がある」と説明する。【野村房代】
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女性のカラダノート:膝の病気/上 筋力つけて重症化予防

2019.10.19(10:13) 1793

次のような記事がありました。

女性のカラダノート:膝の病気/上 筋力つけて重症化予防

 <くらしナビ 医療・健康>

 日常生活に支援が必要な要支援者のうち、最も多い原因は関節疾患だ。シリーズ「女性のカラダノート」では、中でも女性に多い膝の病気について2回取り上げる。前半は、若年者でも発症する軽い膝痛について。その対策とは?

 ●しみるような痛み

 千葉市の女性会社員(43)は昨年から、ふとした時に膝にしみるような痛みを感じるようになった。心当たりは、自宅から離れた保育園に子どもを送迎するため、毎日約6キロの道のりを全速力で自転車をこいでいること。「市販のサポーターを装着したり湿布を貼ったりしてやり過ごしているが、改善されない」と顔を曇らせる。

 稲毛病院(千葉市)整形外科の佐藤務医師は「運動習慣のない人が急に運動をすると膝を痛めやすい。近年、健康志向の高まりでヨガやランニングがブームになり、若い人にも膝痛は増えている」と説明する。製薬会社のピップ(大阪市)が昨年11月、20~59歳の女性約5000人に実施した調査によると、膝痛があると答えたのは20~30代で29%、40~50代で35%。膝に痛みがあると答えた20~30代の206人のうち、日常生活に支障をきたしていると答えたのは58%に上った。

 膝関節は大腿骨(だいたいこつ)(太ももの骨)と脛骨(けいこつ)(すねの骨)、お皿と呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)の三つの骨で構成され、それぞれの表面は弾力のある軟骨で覆われている。大腿骨と脛骨をつなぐ四つの靱帯(じんたい)がさまざまな動きに対応し、間にある半月板が衝撃を吸収するクッションの役割を果たす。関節の外側にある関節包内で分泌される関節液によって関節が滑らかに動くなど、複雑な仕組みを備えている。

 佐藤医師によると、軽い運動がきっかけで起こる膝痛や違和感の原因は主に、負担をかける動かし方▽動かしすぎによる累積疲労▽関節を支える筋力の不足▽O脚やX脚など偏った脚の形――がある。膝は屈伸運動よりも関節の両側にある靱帯に負荷がかかる横の動きに弱く、跳躍や片膝をつくポーズでも負担がかかる。O脚やX脚は関節の軟骨が偏って擦り減ることで炎症が起きやすい。無理な運動を続けると変形性膝関節症といった重症疾患に発展するおそれがあり、肥満の人は進行速度が早いため注意が要る。

 ●太もも前後を意識

 重症化の予防には、膝関節を支える太もも前面の大腿四頭筋と、その背面のハムストリングをバランスよく鍛えると効果がある。佐藤医師は▽椅子に腰掛けてゆっくり片脚ずつ伸ばし、伸ばした時に30秒キープする▽机に手をついて椅子からまっすぐ立ち上がる▽机に肘をついて上半身を伏せ、太もも背面の筋肉を意識しながらゆっくり膝を伸ばす――といったトレーニングを提案する。

 産前産後の女性に運動指導しているヨガインストラクターの森脇じゅんさんは「妊娠中はリラキシンという女性ホルモンが分泌され、靱帯や関節が緩んで膝が内側に入る癖がつきやすい」と話す。ヨガをする際、膝を正面か外側に向け、腹部に力を入れて腰が反らないようにポーズを取ると膝を痛めにくいという。

 佐藤医師は「運動することと筋肉をつけることは別なので、本格的な運動の前に筋力トレーニングをしてほしい」と指摘。筋肉を強化するたんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取する食生活や膝関節を安定させるサポーターなど装具の利用もすすめる。【野村房代、谷本仁美】
640P5095646正雪

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香山リカのココロの万華鏡:情報から離れる勇気 

2019.08.07(08:00) 1760

次のような記事がありました。

その他 2019年7月24日 (水)配信毎日新聞社
香山リカのココロの万華鏡:情報から離れる勇気 /東京

 アニメを制作している京都の会社で火災が起き、たくさんの犠牲者が出た。原因は放火だという。あまりにひどい話だ。

 その夜、離れて住む私の母親が、電話で言った。「こわくてニュースが見られないの。見たほうがいいかしら」。私は、「お母さん、見なくていいよ」と答えた。

 災害や事件の衝撃的な映像や画像は、それだけで見る人に大きなショックを与える。とくに最近はスマホの普及などで生々しい動画が撮影されており、それがテレビのニュースで流れることもある。

 そういった映像のショックは、子どもや高齢者などでより大きくなると考えられる。私の母親は高齢のひとり暮らし、からだも弱ってきている。煙をあげて燃えるビルの映像を見てしまったら、恐ろしさのあまり何日も眠れなくなるかもしれない。

 そして、身内や友人でなくても、この会社が作ったアニメのファンの人たちは、強いダメージを心に受けていると思う。ニュースでも、取材に応えて「生きる意味を教えてくれた作品だったのに。残念です」と涙ぐむファンなどがいた。こういう人たちの心には、心の傷つまりトラウマが残るかもしれない。

 ネットで何人かの専門家が、「情報から離れる勇気を」と発信していた。本当にそうだと思う。好きなアニメの会社だからこそ、ニュースを追いかけ情報を集めなければと思う気持ちもあるだろうが、自分の心を少しでも守るためには、スマホを手放しテレビを切って、この火災のことから心身を離して休むことも忘れないでほしい。

 それは決して、事件から逃げているとか被害者のことを思っていない、ということにはならない。逆に「これからも良いアニメを大切にしたい」と思う人こそ、まずは自分を休ませ、心のダメージを少なくしておく必要があるのだ。

 それにしても、3年前には神奈川の施設に入所していた19人が殺害され、今度は34人の命が奪われた。「他人なんてどうなってもよい」と考えながら生きている人がいるのだとすれば、あまりに恐ろしく、そして悲しいことだ。

 今回の事件で犠牲になった人たちをいたみ、ご家族の気持ちが少しでもなぐさめられるよう祈りながら、「誰もが“生きててよかった”と思い、同時に他の人の命も大切にできるようにするには、どうすればいいのだろう」と答えの出ない問いを考え続けている。(精神科医)

640P8049579ムクゲ

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「夏の体調トラブル 一挙解決!夜も警戒!熱中症」

2019.07.22(16:24) 1747

次のような記事がありました。

テレビ 2019年7月8日 (月)配信Live on TV
夜の熱中症
 テーマは夜「熱中症」。熱中症を発症した時刻を調べると、日が暮れた19時以降、明け方にも発症した人がいた。家の中が暑すぎて、夜の間も過ごして熱中症になっている。

 夜、熱中症を引き起こしたケースを紹介。昼間、日に当たった家の壁やベランダが熱を持ち、夜、室温を上げることがある。夜エアコンを使わない高齢者は多いが、夜中室温が高いケースも増えている。熱中症の症状には、軽症のめまい、立ちくらみなどの他、重症になると意識障害、ひきつけなどを引き起こす。去年は熱中症により、約1,500人が亡くなっており、約8割が高齢者だった。熱中症初期の症状には、めまい、立ちくらみなどがあるが、夏かぜ、疲れなどでも起こるため、見誤らず、早めに手を打つことが大事。夜、就寝中も脱水が進行している。

 熱中症になった時の対処法。寝ている時に症状を感じたら、失われた水分を補給し、熱くなった体を冷やすことがポイントとなる。もし日中、熱中症と思ったら、涼しい場所へ移動し安静にして、服を緩め、首筋など体を冷やし、経口補水液などで水分を取る。もし周りの人が熱中症になったら、まず意識があるかを確認、ない場合は早急に救急車を呼ぶ。救急車が10分以上来ないようなら、涼しい場所へ移動させる。意識がある場合、自分で水分を飲めない場合は医療機関を受診する。

 熱中症の予防。外出前に出先の気象情報をチェック、暑い時間帯の外出を避け、休憩時間を確保する。大事なのは水分、塩分をこまめに補給すること。病気で水分、塩分、糖分の摂取制限がある場合は、主治医に相談を。予防で一番大事なのはエアコンを利用すること。室温28℃、湿度70%を超えたら利用する。また窓際の日差しを遮るのも大切。

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