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二人の偉人が膵臓がんで世を去る

2011.10.15(23:56) 511

休んだっていい 「香山リカのココロの万華鏡」
2011年10月12日 提供:毎日新聞社  /東京

 アメリカでふたりの偉人が膵臓(すいぞう)がんで世を去った。

 アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズ氏と、ノーベル医学生理学賞に決まったラルフ・スタインマン教授だ。
このふたりに共通しているのは、病名だけではない。
がんだとわかってからも仕事や人生への意欲を失わず、亡くなる直前まで活動を続けたのも同じ。
スタインマン教授は、自らの受賞理由となった「樹状細胞」を使った免疫療法を自分に行い、研究の一環としていたのだという。

 「すごいな」とその心の強さに感心すると同時に、「私にはとてもできない」とも思う。
私など、ほんのちょっと歯が痛かったり微熱があったりするだけで、すぐに「もう動けない」と寝込んでしまう。
もしもっと重い病気になったら、さらに落ち込んで「なぜ私だけがこんな目に」と他人や世の中を恨むのではないか、と思う。

 病気になったとき、そこにどう立ち向かい、どうつき合うか。それは、ひとことで言えば「人それぞれ」。
いつも強気な人が、何らかの病にかかった瞬間にパニックに陥り、右往左往し始めることもある。
逆に、ふだんは不安や不満ばかり訴えていた人が、病気の告知をきっかけに、背筋を伸ばして別人のようにしっかりすることも少なくない。
最良の治療を求めて走りまわる人もいれば、「この先生におまかせします」とどっしりかまえる人もいる。

 その「人それぞれ」のどれが正しい態度で、どれが間違った態度だ、などと決めつけることはできない。
なるべくならどんな深刻な病になっても、うろたえずに堂々としていたいとは思うが、そうできるかどうかは健康なときには予想もできない。

 病に襲われてからも歩んできた道を変えることなく、開発や研究を続けたジョブズ氏やスタインマン教授に深い尊敬を感じつつ、
「でも、平凡な私たちはそこまでしなくてもいいかも」とも思う。
病気になったらショックを受けて、気持ちが沈み、一時はすべてにやる気が失(う)せてもあたりまえ。
そこで無理して「立ち止まってはいられない」などと言って、奮い立たなくてもいいのではないか。

 精神科の診察室でも、「うつ病ですね。入院してちょっと休みましょうか」と言うと、多くの人は「休むわけにはいかないんです」と一度は断る。
でも、調子が悪いのなら、休んだっていいはずだ。寝込んだっていいはずだ。

 誰もがジョブズ氏になる必要はない。「病気でも休めない」なんて思い込まないでほしいな、と思う。

私の感想…名誉やお金があっても「病気」には勝てませんでした。
特に膵臓がんは早期発見が難しいといわれています。
病気は予防と早期発見が一番です。
「一病息災」でかかり付けの病院があれば、定期的に検査をしてくれます。
現在健康で元気な方こそ、定期検査が必要なのかもしれません。

732○115白レース

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りんむうフォトダイアリー



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2011年10月15日
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