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失敗したいわけではない 香山リカのココロの万華鏡

2014.03.04(23:32) 812

次のような記事がありました。

失敗したいわけではない 香山リカのココロの万華鏡
毎日新聞社 2014年3月4日(火) 配信
香山リカのココロの万華鏡:失敗したいわけではない /東京


 ソチ・オリンピックから帰国したフィギュアスケートの浅田真央選手が、外国特派員協会で記者会見した。試合や今回の結果を振り返った後で、外国人記者が森喜朗元首相の「あの子は大事なところで必ず転ぶ」という発言についてどう思うか、と聞いた。踏み込んだ質問にも、浅田選手が笑顔で「人間なので失敗する。したくてするわけではない」と切り返した言葉にハッとした。

 これは、いろいろな場面で共通しているのではないか。例えば診察室にやって来る人たち。病が長引き、障害者として手帳や年金を申請しなければならなくなる人もいる。申請書類は何通にも及び、医師の診断書もけっこう複雑だ。「何とか今日中に診断書を書いてもらえませんか」と言われると、つい「診察が終わってから夜、遅くになりますけど」とぶっきらぼうに答えてしまい、患者さんは「本当にすみません」と何度も頭を下げる。

 その姿に「そうだった。この人も病気になりたくてなったわけではないんだ」と今更ながら気づいて「こちらこそごめんなさい。なるべく急いで書きますね」と、不機嫌な態度を取った自分が恥ずかしくなることがある。

 今はちょうど受験のシーズンだ。合格する人がいれば不合格者もいる。我が子が失敗すると、親はつい「どうして不合格なわけ? 勉強しないからこうなるのよ!」と叱ってしまうこともあるが、本人だって落ちたくて落ちたわけではない、ということは忘れないようにしたい。

 もちろん、「したくてしたわけじゃない」と言って全てが許されるわけではない。たとえうっかりミスや過失であっても、相応の罰を受けなければならないこともある。ただ、日常の場面では、特に一生懸命努力した人が期待された成果を上げられなかったからといって、「どうして?」「あなたが悪いから」と一方的に責めるのは控えたい。

 特に病や障害を抱えている人、事故や災害に巻き込まれた人は、「それだけは避けたい」と思っていたのに、そうなってしまったかもしれないということをしっかり胸にとめておくべきだろう。そうすれば、なりたくもない病、経験したくもなかった災難に関わることになってしまった人に対して、もう少しやさしくなり力を貸そうとしたくなるはずだ。

 失敗したくてする人や、不幸になりたくてなる人はいない。シンプルで、でもつい忘れてしまいそうになる大切なことをオリンピックから帰ってきた浅田選手は教えてくれた。


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りんむうフォトダイアリー



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地上400kmからのグランドキャニオン ISSより

2014.03.04(11:40) 811

若田光一宇宙飛行士のtwitterより。
Koichi Wakata ‏@Astro_Wakata  3月2日
Nice view of Grand Canyon in the US. pic.twitter.com/KpXCiqXoGA

米国のグランドキャニオンの3月2日のよい視界。

640グランドキャニオン
ISS(国際宇宙ステーション)から見た米国のグランドキャニオン


ISSは、地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7km(時速約27,700km)で地球の赤道に対して51.6度の角度で飛行し、地球を約90分で1周、1日で約16周する。
ウィキペディアより。

りんむうフォトダイアリー



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2014年03月04日
  1. 失敗したいわけではない 香山リカのココロの万華鏡(03/04)
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