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糖質制限の功罪=櫃田豊さん ご近所のお医者さん

2015.11.18(19:29) 1074

次のような記事がありました。

糖質制限の功罪=櫃田豊さん ご近所のお医者さん
その他 2015年11月18日 (水)配信毎日新聞社
ご近所のお医者さん:/323 糖質制限の功罪=櫃田豊さん /鳥取

 ◇日野病院(日野町) 櫃田豊さん

 今回のお話のきっかけは、10年程前から毎年日野病院で人間ドックを受けている40歳代の女性の検査結果です。肥満があることから食べ過ぎに注意して適度な運動を心がけるようしばしばアドバイスされていました。

 今年の血液検査の結果を見て驚きました。LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)の濃度が2倍以上に高くなっていたのです。「ダイエットをしてまで頑張ったのに」と嘆く女性の体重は確かに昨年より5キロ近く減っていました。どんな風に頑張ったのかたずねると、糖質制限ダイエットという言葉が聞かれました。

 糖質制限ダイエットとは、ご飯やパン、麺類、ジャガイモのような糖質(炭水化物)が多く含まれる食品を控えるダイエット法です。原則として蛋白(たんぱく)質や脂質を多く含む食品の摂取は自由で、その手軽さからダイエットを目指す人の間で人気となっています。また、食後の急激な血糖上昇を起こさないことから、最近では糖尿病の食事療法としても注目を集めています。

 糖質制限ダイエットの特徴は効果をすぐに実感できることにあるようです。実際、前述の女性も糖質制限を始めて数日以内に体重が減り始めたと言っています。他のダイエット法に比較して体重減少効果が大きいことも大規模な臨床試験で確かめられています。その試験では糖質制限食、脂質制限食、地中海食(オリーブオイルを多く用いた野菜、魚介類中心の料理)の三つの食事が比較されました。

 このような多くの利点が強調される半面、糖質制限ダイエットには問題点も指摘されています。その一つが、減らした糖質を補うために生じる蛋白質、脂質のとり過ぎです。蛋白質を多めにとり続けると腎臓に負担をかける場合があります。多めの脂質をとり続けると動脈硬化が進展し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。

 さらに、今回お示ししたように、一部ですがLDLコレステロールが高度に上昇する方がおられるのも問題です。この状態が続くと動脈硬化の進展が危惧されます。ただし、糖質制限時には動脈硬化の真の原因である小粒子LDLコレステロールは増えていないので、それ程問題ないとの意見もあります。いずれにしても長期の糖質制限ダイエットが体にどのような影響を及ぼすかについては不明な点が少なくなく、さらなる検討が必要です。

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りんむうフォトダイアリー



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