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免疫、第4のがん治療に これまでにない副作用も

2018.10.03(21:02) 1582

 次のような記事がありました。

免疫、第4のがん治療に これまでにない副作用も
その他 2018年10月2日 (火)配信共同通信社
 ノーベル賞受賞が決まった本庶佑(ほんじょ・たすく)氏らの発見をきっかけに、免疫を利用した新たながん治療法が次々と開発され、手術、放射線照射、抗がん剤に続く第4のがん治療として道を開いた。従来の治療が難しいがん患者に希望を与える一方、これまでにない副作用や高額な価格など、新たな課題も浮上する。

 本庶氏の見つけたタンパク質「PD1」は、免疫が過剰に働くのを防ぐブレーキの役割を果たしている。がん細胞はPD1に結合し、免疫細胞からの攻撃を回避しているのだ。

 そこでPD1の働きを抑えるがん治療薬として開発されたのが小野薬品工業(大阪)のオプジーボ。体内でPD1とくっついて働きを邪魔し、免疫細胞が、がん細胞を攻撃できるようにする。

 免疫のブレーキを解除する治療薬は「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれ、国内外で開発が進む。共同受賞者のジェームズ・アリソン氏が発見した「CTLA4」も、過剰な免疫の働きを止めるタンパク質の一つで、米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブは、CTLA4をターゲットとしたヤーボイという薬の開発につなげた。

 一方で、免疫を直接活性化させる治療法の研究も加速する。患者の免疫細胞を遺伝子操作して、がんへの攻撃力を高める「CAR―T細胞療法」や、近赤外線の光を当ててがん細胞だけを破壊して免疫を活性化させる「光免疫療法」などだ。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から免疫細胞を作る研究も注目される。

 こうした免疫療法は、正常な細胞への影響が小さく副作用が少ないと期待される一方、新しい仕組みで働くため、これまでにない副作用が出る懸念がある。免疫細胞が正常な細胞を攻撃したり、免疫のバランスが崩れたりする恐れがあり、これまで1型糖尿病や間質性肺障害、自己免疫性肝炎、下痢、重症筋無力症などの免疫に関連する症状が報告されている。

 オプジーボを巡っては、当初1人年間3500万円かかるとも言われた医療費が取り沙汰された。患者の少ない皮膚がんで承認された後、患者の多い肺がんや胃がんなどでも認められ、使用量が急増。財政を圧迫すると心配され、国は異例の3度価格を引き下げ、11月からは4分の1程度になる。

 免疫チェックポイント阻害剤は画期的な新薬として患者に福音となったが、副作用や医療費などの新たな課題をもたらした。現状で効果のある患者は限定されており、有効な患者を見極める手法の開発が求められている。

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 △ ノーベル賞のメダル  東京大学資料館で撮影
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りんむうフォトダイアリー



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