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はやぶさ2向かう「1999JU3」 悩ましい小惑星命名 JAXA、

2015.01.06(22:05) 942

次のような記事がありました。
チェック:はやぶさ2向かう「1999JU3」 悩ましい小惑星命名 JAXA、「神話由来」足りず
毎日新聞 2015年01月05日 東京夕刊
 小惑星探査機「はやぶさ2」が先月、宇宙へ旅立ち地球と火星の間にある小惑星「1999JU3」に向かって飛行している。現在の暗号のような小惑星の呼び名は「仮符号」と呼ばれ、正式な命名はこれから。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は公募も含め検討しているが、小惑星の命名は国際天文学連合(IAU)の詳細なルールを守ることが求められ、「良い名前を選ぶのも簡単ではない」と頭を悩ませている。【永山悦子】

 ◇ルール順守必要

 小惑星は既に60万個以上見つかっている。発見者は米ハーバード大などが運営する「小惑星センター」に連絡する。すると発見年月、発見順などから自動的に仮符号を与えられる。その後の観測の結果、間違いなく新しい天体だと認められると小惑星番号が付く。1999JU3は、米国チームによって1999年5月10日に発見され、小惑星番号は「162173」だ。

 ここまでくると、具体的な名前を付けることができる。小惑星の命名には別表のような条件がある。IAUが発見者からの提案を検討し、承認されれば正式名称となる。ルールを守りつつユニークな名前もあり、「ジェームズボンド」「仮面ライダー」という小惑星もある。

 一方、1999JU3のように地球に近付く軌道を持つ小惑星(地球近傍小惑星)には、神話にまつわる名前を付けるのが慣例だ。2016年に打ち上げられる予定の米航空宇宙局(NASA)の探査機「オシリス・レックス」が目指す小惑星「ベンヌ」は、エジプト神話の不死鳥から名付けられた。

 ◇イトカワは人名

 ところが、多くの神話由来の名前は既に付けられている。日本の神話由来の「イザナギ」「アマテラス」「ヤマタノオロチ」などは既にある。初代はやぶさが05年に着陸した「イトカワ」も地球近傍小惑星だ。当時の文部科学省宇宙科学研究所(現JAXA)内では当初、「スサノオノミコト」なども候補に挙がった。最終的に、日本初のロケットを作り「日本のロケット開発の父」と呼ばれる故・糸川英夫博士の名にちなんだ。はやぶさのプロジェクトマネジャーを務めた川口淳一郎・JAXAシニアフェローは「神様の名前ではとても足りない状態だった。はやぶさは工学実証機だったので工学者の名前を、と検討した」と振り返る。IAUも、偉人の名前を例外的に認めているという。

 ◇希望持てる名に

 1999JU3について、JAXAは既に発見した米国チームに名前を提案する許可を得ており、あとは名前を決めるだけ。公募で小惑星の名前を決めた例は多くはないが、「ベンヌ」は世界中の18歳未満の子どもからアイデアを募った中から選ばれた。国内では、過去に宇宙に関するイベントで、子どもたちに開催地にちなんだ名前を考えてもらったことがあるという。松江市で開かれたときは「シジミ」、大阪府では「タコヤキ」と付けた。惑星科学に詳しい寺薗淳也・会津大准教授は「1999JU3についても公募は一つの方法だが、どのような分野の名前にするか、選考過程をどうするかなど課題は多いだろう」と言う。

 川口さんは「日本の宇宙開発や宇宙科学に貢献した方の名前や、若い人が希望を持てる名前だと良いと思う」と話している。ちなみに、川口さんの名にちなんだ小惑星は既にある。

 ◇IAUによる小惑星命名の主な条件

・前に名付けられているものと重複や類似がないこと

・発音しやすいこと

・1語であることが望ましい

・アルファベットで16文字以下

・公序良俗に反しない

・政治家や軍人の人名は、死後100年以上たっていることが原則

・商業的な理由での命名は認められない

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りんむうフォトダイアリー



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